LPガス(プロパンガス)の性質・特長

プロパンガス(LPガス)となる主成分は大きく以下の2つに分けられます。

  • プロパンガス
    プロパンを主成分としており、家庭に用いられているガスになります。
    そのため一般的にLPガスはプロパンガスと呼ばれることが多いです。
  • ブタンガス
    ブタンを主成分としており、工業用の燃料やライターの燃料、カセットコンロのガス缶などに使用されています。

空気より重い

プロパンガスは空気より約1.5倍程の重さがあります。ちなみに都市ガスは空気よりも軽いため、

ガス漏れのときは

  • LPガス→床から広がっていく
  • 都市ガス→天井に広がり溜まっていく

そのため、LPガスの場合ガス漏れ警報機は部屋や台所などの床面近くに設置します。

人体に有害な一酸化炭素(CO)は含まれて居ない
酸素不足により不完全燃焼した場合は一酸化炭素が発生します。

無色無臭ガス

LPガスに限らず、基本的にガスは無臭のものが多くなっています。
そのため家庭で使われているガスには、たまねぎが腐ったようなニオイ、微量の硫黄系化合物でニオイをつけているのです。

無臭ではガス漏れをした時に気付くことが出来ないからです。

圧力をかけて、液化した状態で配送

容器には液体の状態で入っており、使用時に気体となります。液体が気体の状態になると体積が約250倍に。輸入時やご家庭にお届けする時には、液体にして効率よく運んでいるというわけです。

プロパンガスのメリット

①「熱量」の違い

灯油や電気などのエネルギーと比べ発熱量が大きく、また操作も簡単で燃焼制御しやすいエネルギーです。

プロパンガスの方が都市ガスに比べ
約2.18倍発熱量が優れているというのもメリットのひとつです。

単純計算ではプロパンガスを使ってヤカンの水を沸騰させるのに10分かかるなら、都市ガスだと21分かかることになりますね。
そのため都市ガスのガスコンロはガスの穴をプロパンガスよりも多くして、プロパンガスと差が出ないような工夫がされています。

②人体に無害

プロパンガス(LPガス)とは
プロパン・ブタンを主成分にしたガスを圧縮して液化したものです。プロパンもブタンも炭素と水素だけでできた炭化水素で、人体に有害な物質を含みません。出荷段階で不純物の濃度が基準値以下になるように管理されていて、硫化物や“すす”などの有害物質もほとんど含んでいません。燃焼後も少量の二酸化炭素と
水になるだけで有毒な物質を発生しないため、環境にやさしいだけでなく、私たちの体にも優しいエネルギーと言えますね。とはいえ、不完全燃焼した場合は一酸化炭素が発生する場合がありますので適切なガス器具と換気が大切です。また、少量のプロパンを吸い込んでも無害ですが、大量に吸い込むと酸素が欠乏し窒息する場合があるので注意して下さい。

③災害時の復旧が早い!

プロパンガスはボンベに収納されたガスを直接導管で家庭内に引込しているので、災害発生時には外部からの接続の復旧を待つこと無く、すぐにガスの供給が受けられます。
災害の復旧がどのエネルギーよりも早いという点も、プロパンガスのメリット。
またプロパンガスは通常50kgボンベが2本設置してあるので、1本目が切れても2本目を利用すれば1ヶ月以上ガスを使用し続けることが出来るんです。
災害時に、大変貴重なエネルギーとなるのもプロパンガスの大きなメリットですね。

④環境にやさしい

プロパンガスは硫黄酸化物といった酸性雨の原因となる排出がほとんど無い上に、二酸化炭素の排出量も少ないため地球温暖化の危険が少ないのが特徴です。

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